Hair Care
妊婦さん&ママさんのシャンプー選びのポイントとは?
妊娠中は髪質が変わりやすい
妊娠中は赤ちゃんのために栄養がどんどん使われるので、髪の毛や爪など体の末端にはなかなか栄養が行き渡らず、 パサついたり、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりなどトラブルに悩まされやすい傾向があります。しかも、今までの体質と変わることも多く、妊娠するまでは特に問題もなく大丈夫だったものが突然肌に合わなくなるなどの変化が現れることもあります。
また、妊娠中・出産後は栄養が赤ちゃんに優先して送られるので、髪がぱさぱさごわごわになってしまうこともあります。
髪の毛は、見た目の印象を左右する大きな要素。妊娠中もきちんとケアしてキレイなママでいたいですね。
妊娠・出産時期にはアミノ酸シャンプーがおすすめ
シャンプーには大きく分けて高級アルコール・石鹸・アミノ酸の3種類がありますが、市販のドラックストアなどでよく売っているシャンプーのほとんどは、刺激の強いアルコール・石鹸系。
しかも、ものによっては、アレルギー反応を引き起こす可能性が高いとして、旧表示指定成分リストに入っていたラウレス硫酸Naなど、繊細な妊婦さんにとってはリスキーな成分が入っていることも多いので、注意が必要です。
妊娠中は髪や頭皮に近いアミノ酸由来のマイルドなシャンプーを選ぶようにしましょう。
アミノ酸をベースにしたものの中でもダメージケア成分がたくさん配合されているものは、シャンプーだけでしっとりなめらかな仕上がりになりますので、コンディショナーやトリートメントを付けなくてもOKなのも嬉しいポイントです。
上質なアミノ酸シャンプーを選ぶと、妊娠後期の体型が大きく変わってバランスを取りにくくなる時期や、出産直後の赤ちゃんから目が離せない時期などに、入浴時間を短縮できるので重宝するというお声も寄せられています。良いシャンプーを使うことは髪の毛のケア以外にもメリットが大きいのです。
見落としがちな頭皮ケア
あまり知られていませんが、髪の毛は死んだ細胞の集まり。つまり今生えている髪の毛のケアだけをどんなに頑張っても、その場限りで終わってしまいます。本当に髪の毛を良くしたいと思ったら、頭皮のケアもきちんとしてあげることが大切です。
たとえば、洗顔するときはぬるま湯を使って、たっぷりの泡を転がすように伸ばして、しっかりすすいで、保湿をして・・・と気を使いますが、その顔の皮膚と一番近くつながっている頭皮のケアはどうでしょうか。強い洗浄成分が入った市販のシャンプーで洗って、シリコンたっぷりのトリートメントで手触りを整えておしまいという方がほとんどだと思います。
マイルドなアミノ酸シャンプーに変えて、いつもより丁寧にマッサージをしてあげる。頭皮用のローションやトリートメントでパックをする。頭皮もお肌だと意識してケアしてみてください。頭皮の血行が良くなると、髪の毛の質も変わってきます。
体調の変化や子育てに忙しいママはなかなか時間を取るのも大変です。そんな方はめぐりを整えると言われる成分が入ったシャンプーを選ぶのも一つの手です。
自分に合ったケア方法でいつまでもつやつやの髪をキープしましょう。
【番外編】旧表示指定成分とは?
旧表示指定成分は、昭和40年代に厚生労働省が定めた化粧品に関するルールで、アレルギーを引き起こす可能性のある102種類の成分のことを指します。今では化粧品には全成分の表示が義務付けられていますので、「旧」を付けて呼ぶことが多いです。
一般的には無添加化粧品などと書かれていたら、旧表示指定成分を使っていないことという意味合いのことが多いようです。
- 安息香酸
- 安息香酸塩
- イクタモール
- イソプロピルメチルフェノール
- ウンデシレン酸
- ウンデシレン酸塩
- ウンデシレン酸モノエタノールアミド
- エデト酸
- エデト酸塩
- 塩化アルキルトリメチルアンモニウム
- 塩化ジステアリルジメチルベンジルアンモニウム
- 塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
- 塩化ステアリルトリメチルベンジルアンモニウム
- 塩化セチルトリメチルアンモニウム
- 塩化セチルピリジウム
- 塩化ベンザルコニウム
- 塩化ベンゼトニウム
- 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム
- 塩化リゾチーム
- 塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
- 塩酸クロルヘキシジン
- 塩酸ジフェンヒドラミン
- オキシベンゾン
- オルトフェニルフェノール
- カテコール
- カンタリスチンキ
- グアイアズレン(7-イソプロピル-1*4-ジメチルアズレン)
- グアイアズレンスルホン酸ナトリウム
- グルコン酸クロルヘキシジン
- クレゾール
- クロラミンT
- クロルキシレノール
- クロルクレゾール
- クロルフェネシン
- クロロブタノール
- 5-クロロー2-メチルー4-イソチアゾリン-3-オン
- 酢酸-dl-α-トコフェロール
- 酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール
- 酢酸ラノリン
- 酢酸ラノリンアルコール
- サリチル酸
- サリチル酸塩
- サリチル酸フェニル
- ジイソプロパノールアミン
- ジエタノールアミン
- シノキサート
- ジブチルヒドロキシトルエン
- 1,3-ジメチロールー5,5-ジメチルヒダントイン(別名DMDMヒダントイン)
- 臭化アルキルイソキノリニウム
- 臭化セチルトリメチルアンモニウム
- 臭化ドミフェン
- ショウキョウチンキ
- ステアリルアルコール
- セタノール
- セチル硫酸ナトリウム
- セトステアリルアルコール
- セラック
- ソルビン酸
- ソルビン酸塩
- チモール
- 直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
- チラム
- デヒドロ酢酸
- デヒドロ酸塩
- 天然ゴムラテックス
- トウガラシチンキ(カプサイチン)
- dl-α-トコフェロール
- トラガント
- トリイソプロパノールアミン
- トリエタノールアミン
- トリクロサン
- トリクロロカルバニリド
- ニコチン酸ベンジル
- ノニル酸バニリルアミド
- パラアミノ安息香酸エステル
- パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)
- パラクロロフェノール
- パラフェノールスルフォン酸亜鉛
- ハロカルパン
- 2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)-ベンゾトリアゾール
- ピロガロール
- フェノール
- ブチルヒドロキシアニソール
- プロピレングリコール
- ヘキサクロロフェン
- ベンジルアルコール
- 没食子酸プロピル
- ポリエチレングリコール
- ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類
- ポリオキシエチレンラノリン
- ポリオキシエチレンラノリンアルコール
- エストラジオール
- エストロン
- エチニルエストラジオール
- 酢酸コルチゾン
- ジエチルスチルベストロール
- ヒドロコルチゾン
- プレドニゾロン
- プレドニ
- ゾン
- ヒキセストロール
- ミリスチン酸イソプロピル
- 2-メチルー4-イソチアゾリンー3-オン
- NN”-メチレンビス(N’-(3-ヒドロキシメチルー2.5-ジオキソー4-イミダ(別名イミダゾリジニルウレア)
- ラウリル硫酸塩類
- ラウロイルサルコシンナトリウム
- ラノリン
- 液状ラノリン
- 還元ラノリン
- 硬質ラノリン
- ラノリンアルコール
- 水素添加ラノリンアルコール
- ラノリン脂肪酸イソプロピル
- ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール
- レゾルシン
- ロジン
- タール色素